2004 東京理科大学 理学部情報数理学科2月13日実施MathJax

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2004 東京理科大学 理学部情報数理学科B方式

2月13日実施

配点60点

易□ 並□ 難□

【1】(1)  a b を実数とし,関数 f (x )

f( x)= cos2 x+a sinx+ b

により定める.また,記号 [ - π6 , π2 ] は, -π 6x π2 であるような実数 x 全体の集合を表す.

(ア) 区間 [ -π 6 , π2 ] に属するすべての実数 x に対して f (x) 9 となるような点 ( a,b ) 全体がなす領域を, a b に関する不等式を用いて表せ.

(イ) 区間 [ - π6 , π 2 ] に属するすべての実数 x に対して f (x) 0 となるような点 ( a,b) 全体がなす領域を, a b に関する不等式を用いて表せ.

(ウ) 区間 [- π 6 , π 2 ] に属するすべての実数 x に対して 0 f( x) 9 となるような点 ( a,b ) 全体がなす領域を,解答用紙の座標平面に図示せよ.

(2) (1)(ウ)で求めた領域を D とする.

(ア) 点 (a ,b) が領域 D を動くときの a+ 2b の最大値と最小値,および,それらを与える点 ( a,b ) を求めよ.

(イ) 点 (a ,b) が領域 D を動くときの a 2+ (b- 9) 2 の最大値と最小値,および,それらを与える点 ( a,b ) を求めよ.

2004 東京理科大学 理学部情報数理学科B方式

2月13日実施

配点40点

易□ 並□ 難□

【2】(1)  a を正の実数とする. a+t> 0 であるような 0 でない実数 t に対し,曲線 y = 1x の,点 ( a, 1 a ) における法線と点 (a+ t, 1a+t ) における法線の交点の x 座標, y 座標を,それぞれ, p( t) q (t ) で表す.このとき, limt 0 p( t) lim t0 q (t ) を求めよ.

(2) (1)で求めた lim t0 p (t ) limt 0 q( t) a の値によって変化するので,それぞれを f (a ) g( a) で表すことにする.

(ア)  a が正の実数全体を動くときの f (a ) の最小値と,最小値を与える a の値を求めよ.

(イ)  a 1 から 2 まで動くときに点 (f (a ),g (a )) が描く曲線と, x 軸,および,直線 x =f( 1) x= f( 2) で囲まれた部分の面積を求めよ.

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