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2006-13442-0301
2006 東京理科大学 理工学部B方式
物理,応用生物科,経営工学科
2月5日実施
(1)〜(3)合わせて配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章の ア から ヘ までに当てはまる 0 から 9 までの数を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.
(1) 729 の正の約数の個数は ア で, 784 の正の約数の個数は イ ウ である.また, l ,m , n を正の整数として, 2l⁢ 3m⁢ 5n の正の約数の個数を考える. l+m+ n=9 のとき,その最大個数は エ オ である.
2006-13442-0302
(2) 数列 { an } が a n= 19⁢ ( 56 ) n-1 ( n≧ 1 ) で与えられている.このとき,
∑ n=1 ∞⁡ an= カ キ
である.また, 0≦r≦ 1 を満たす r に対し,
1 3+ ∑n =1∞ ⁡a n⁢r n= r- ク ケ ⁢ r- コ
となる.よって,
13 + ∑n =1∞ ⁡an ⁢rn =r
を満たす r は, 2 次方程式
サ ⁢ r2- シ ⁢ r+ ス= 0
の解となり,
r= セ , ソ タ
となる.
2006-13442-0303
(1)〜(3)と合わせて配点40点
(3) 1 辺の長さ 1 の正方形がある.正方形の各辺を底辺とする高さが x の二等辺三角形を切り取り,残りを図の点線にそって折り曲げ,四角錐を作る.ただし, 0<x < 12 とする.
(a) この四角錐の底面となる正方形の面積は, チ ⁢ x2- ツ ⁢ x+ テ ト である.
(b) この四角錐の体積は, x= ナ ニ ヌ のとき,最大値 ネ ⁢ ノ ハ ヒ フ ヘ をとる.
2006-13442-0304
(図は必ずしも正確ではない)
【2】 AB=BC= CD=1 となる四角形 ABCD を考え,その面積を S とする.また, ∠ACB= θ とおく.
(1) θ は 0< θ< π2 の範囲で 1 つ固定する. ▵ACD の面積が最大となる ∠ACD の値を求め,このときの ▵ACD の面積を θ を用いて表せ.
(2) θ は 0< θ< π2 の範囲を動くとする.
(a) S の最大値とそのときの θ の値を求めよ.
(b) S が最大値をとるとき,四角形 ABCD がある円に内接することを証明し,その円の中心と半径を答えよ.
2006-13442-0305
30点
【3】 a ,b を定数とする. xy 平面上に,円 C: x2+ y2- 2⁢a⁢ y+b= 0 と放物線 P :y=x 2 がある.円 C は点 ( 1,1 ) を通る.また,円 C の半径を r とする.
(1) b と r を, a を用いて表せ.
(2) 円 C と放物線 P の共有点が領域 0 <y<1 に 1 つもないときの a の値の範囲を求めると,
a≦s ,t≦ a
になる.この s と t の値を求めよ.
(3) a が(2)で求めた範囲にあるときを考える.
(a) a<s のとき, 0≦y≦ 1 の範囲で,円 C と放物線 P と x 軸で囲まれた部分を y 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積 V ⁡(a ) を求めよ.
(b) a≧t のとき, 0≦y≦ 1 の範囲で,円 C と放物線 P で囲まれた部分を y 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積 V ⁡(a ) について, lima →∞ ⁡V⁡ (a ) を求めよ.