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2012-13442-0201
2012 東京理科大学 理工学部B方式
情報科,工業化,機械工,土木工学科
2月4日実施
(2),(3)と合わせて配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章の ア から リ までに当てはまる 0 〜 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.
(1) ▵ABC の 3 辺の長さがそれぞれ
AB=5 ,BC=7 , AC=4⁢ 2
であるとする.この三角形の ∠ABC の大きさを B で表すと
cos⁡B= ア イ
であり, ▵ABC の外接円の半径 R は,
R= ウ エ ⁢ オ
である.また, ∠ABC の 2 等分線と ▵ABC の外接円の交点で B と異なる点を D とする.このとき,
AD= カ キ
であり,さらに ▵ABC の外接円の中心を O とすると, ▵AOD の面積は ク となる.
2012-13442-0202
(1),(3)と合わせて配点40点
(2) 赤玉 3 個,白玉 4 個,青玉 5 個が入っている袋から,玉を同時に 4 個取り出すとき,次の確率を求めよ.
(a) 取り出した玉の色がすべて青色である確率は, ケ コ サ である.
(b) 取り出した玉の色が少なくとも 2 種類である確率は, シ ス セ 165 である.
(c) 取り出した玉の色が 3 種類である確率は, ソ タ チ である.
(d) 取り出した玉に赤玉が少なくとも 2 個含まれている確率は, ツ テ ト ナ である.
2012-13442-0203
(1),(2)と合わせて配点40点
(3) 関数 f 0⁡( x) ,f1 ⁡( x) ,f2 ⁡( x) を
f0⁡ (x) =ex 2 ,f1 ⁡( x)= x⁢e x2 , f2⁡ (x) =x2 ⁢ex 2
と定める.ただし, e は自然対数の底であり, ex2 は e (x 2) を表す.
関数 f n⁡( x) ( n=0 ,1 ,2 ) の導関数を g n⁡( x) とすると,
g0⁡ (x) = ニ ⁢ x⁢e x2
g1⁡ (x) =( ヌ ⁢ x2+ ネ ) ⁢ex 2
g2⁡ (x) =( ノ ⁢ x3+ ハ ⁢ x)⁢ ex2
である.関数 h⁡ (x ) を
h⁡( x)= (3⁢ x3+ 8⁢x 2-15 ⁢x+4 )⁢ ex2
と定めると,座標平面で曲線 y= h⁡( x) は x 軸と 3 点で交わり,その交点の x 座標は - ヒ , フ ヘ , ホ である.また,
h⁡( x)= マ ミ ⁢ g 2⁡( x)+ ム ⁢ g1⁡ (x) - メ ⁢ g0⁡ (x)
であるから,曲線 y= h⁡( x) と x 軸で囲まれた図形のうち x 軸の下にある部分の面積を S とすると,
S= 1 モ ⁢( ヤ ⁢ e- ユ ヨ ⁢ e ラ リ )
となる.
2012-13442-0204
30点
【2】 r を 0< r<1 を満たす実数として,次のように行列とベクトルを定める.
A=( r0 2⁢r -11 -r ) ,P= (1 1 ) ,Q=( 0 1 )
またベクトル Q n=( a n bn ) ( n=1 ,2 ,3 ,⋯) を
Q1= ( a1 b1 ) ,Qn =A⁢ Qn-1 +P ( n≧2 )
として定める.
(1) A⁢P= α⁢P ,A⁢Q =β⁢Q を満たす定数 α , β を求めよ.
(2) An⁢ P ,An ⁢Q を求めよ.
(3) Qn= ( an bn ) を求めよ.
(4) 座標平面において,各 n= 1 ,2 ,3 ,⋯ に対し座標が ( an,0 ) である点を X n , 座標が ( an, bn- an ) である点を Y n とする.さらに,台形 Xn Xn +1 Yn +1 Yn の面積を S n ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ ) とし,
S= ∑n =1∞ ⁡ Sn= S1+ S2+ ⋯+S n+⋯
とする.
(a) S を求めよ.
(b) r が 0< r<1 の範囲を動くとき, S の最大値とそのときの r の値を求めよ.
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【3】 座標平面上の点 P (p ,q) が,媒介変数 θ により
p=1+ 2⁢cos⁡ θ ,q=1 +sin⁡θ ( -π <θ≦ π )
で与えられている. a を非負の定数とするとき,点 P から,原点 O と点 (1 ,a) を通る直線に下ろした垂線を PH とし, H の座標を ( u,v ) とする.点 P が p ≧2 を満たす範囲にあるとき,以下の問いに答えよ.
(1) θ と q の値の範囲を求めよ.
(2) u を a と θ を用いて表せ.
(3) N=u 2+( 2+a2 )⁢ v2 とおく. N を a と θ を用いて表せ.
(4) 各 a に対して,点 P が p≧ 2 を満たすように動くとき,(3)で求めた N の最大値を M ⁡(a ) により表す.
(a) M⁡( 0) を求めよ.
(b) a>0 のとき, M⁡( a) を求めよ.