2015 同志社大 法・グローバルコミュニケーション学部2月8日実施MathJax

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2015 同志社大学 法・グローバルコミュニケーション学部2月8日実施

易□ 並□ 難□

【1】 次の   に適する数または式を,解答用紙の同じ記号の付いた   の中に記入せよ.

  a1 =1 a 2=1 an +2= an+ 1+ an n= 1 2 3 で定義される数列 { an } について考える.この漸化式は 2 つの定数 α = β = α>β を用いて, an +2- αa n+1 =β (a n+1 -α an ) と表すことができる.

 数列 { bn } bn= an+ 1-α an と定めると,数列 { bn } は初項 公比 の等比数列となり,数列 { a } の一般項を α β n を用いて表すと となる.

 また, p 2 より大きい整数の場合, 1+ k =1n a k=a p となるのは, p=n+ のときであり, an が初めて 2015 より大きくなるのは n = のときである.

  n 3 より大きい正の奇数の場合, n=2 j+1 と表すと, an - k= 1j a2 k = であり, n 4 より大きい正の偶数の場合, n=2 j と表すと, an - k= 2j a2 k-1 = である.

 また, n>1 の場合, an +1 an -1- an 2= である.

2015 同志社大学 法・グローバルコミュニケーション学部2月8日実施

易□ 並□ 難□

【2】  a を実数とする. f( x)= x2- (1+ a) x+a とし, I( a)= 01 | f( x) | dx とする.次の問いに答えよ.

(1)  a<0 のとき I (a ) a を用いて表せ.

(2)  0a 1 のとき I (a ) a を用いて表せ.

(3)  a>0 のとき I (a ) a を用いて表せ.

(4)  0a 1 のとき I (a ) の最大値と最小値を求めよ.

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易□ 並□ 難□

【3】 鋭角三角形 OAB において OA= a OB =b とする.また,直線 OA 上に点 C をとり, OC =k a k>1 とし,線分 AC 上に点 P をとり, OP =p a 1<p< k とする.さらに点 P を通り,直線 BC に平行な直線が直線 OB と交わる点を点 Q とする.また,点 P を通り,直線 AB に平行な直線が直線 OB と交わる点を点 R とする.直線 PQ と直線 AB の交点を点 D とし,直線 PR と直線 BC の交点を点 E とする.次の問いに答えよ.

(1)  AQ CR k p a b を用いてそれぞれ表せ.

(2)  OD OE k p a b を用いてそれぞれ表せ.

(3)  OAB の面積 S a b を用いて表せ.

(4)  BDE の面積 T を(3)で求めた S k p を用いて表せ.点 P が線分 AC 上を動くときの面積 T の最大値と,そのときの p を求めよ.

(5) 直線 DE が点 O を通るときの p k を用いて表せ.

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