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2018 東京理科大学 理学部B方式

理(応用数学,応用物理,応用化学科)学部

2月5日実施

(1)〜(3)で配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1)において,   内の英文字にあてはまるものを選択肢 1 から 4 の中から 1 つ選び,その数字を解答用マークシートにマークせよ.また,(2),(3)において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数字を解答用マークシートにマークせよ.ただし,分数は既約分数(それ以上約分できない分数)の形に表すものとする.

(1)  a b を実数とする.

(a)  a b がともに有理数であることは, a+b が有理数であるための (a)

(b)  a b がともに有理数であることは, ab が有理数であるための (b)

(c)  a0 とする.このとき, a が有理数であることは, 1a が有理数であるための (c)

(d)  a>0 とする. a b がともに有理数であることは, ab が有理数であるための (d)

1. 必要十分条件である

2. 必要条件であるが十分条件ではない

3. 十分条件であるが必要条件ではない

4. 必要条件でも十分条件でもない

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理(応用数学,応用物理,応用化学科)学部

2月5日実施

(1)〜(3)で配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1)において,   内の英文字にあてはまるものを選択肢 1 から 4 の中から 1 つ選び,その数字を解答用マークシートにマークせよ.また,(2),(3)において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数字を解答用マークシートにマークせよ.ただし,分数は既約分数(それ以上約分できない分数)の形に表すものとする.

(2) さいころを何回もくり返し投げ,関数 f 1( x) f 2( x) f 3( x) を以下のように定める. f 1( x) =1 と定め,各自然数 i に対して, i 回目にさいころを投げたときに出た目が偶数ならば

fi+ 1( x) = 0x f i( x) dt

奇数ならば

fi+ 1( x) =f i ( x)

とする.ただし, f 1 ( x) f 1( x) の導関数とする.

自然数 n m に対して,

f n( x)= x m-1 (m -1) !

となる確率を P (n ,m ) で表す.ただし, 0!= 1 とする.また, P( n,0 ) f n( x)= 0 となる確率を表すことにする.このとき,

P( 3,1) = P( 3,3) = P( 3,5) =

である. n2 m2 ならば

P( n,m) = P (n-1 ,m-1 )+ P( n-1, m+1 )

が成り立ち,

P( 5,3) =

である.さらに, n2 を満たすすべての n に対して,

m= 0 P( n,m )=

である.

2018 東京理科大学 理学部B方式

理(応用数学,応用物理,応用化学科)学部

2月5日実施

(1)〜(3)で配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1)において,   内の英文字にあてはまるものを選択肢 1 から 4 の中から 1 つ選び,その数字を解答用マークシートにマークせよ.また,(2),(3)において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数字を解答用マークシートにマークせよ.ただし,分数は既約分数(それ以上約分できない分数)の形に表すものとする.

(3)  O を原点とる座標空間において 4 点を A ( 1,1, 0) B ( 3,0,- 1) C ( 0,-2 ,1) D ( 5,-4 ,3) とする.

(a) 直線 OD と点 A B C を通る平面との交点 P の座標は

( , - , )

である.

(b) 原点 O から点 A B C を通る平面に下ろした垂線と点 A B C を通る平面との交点 H の座標は

( , , )

である.

(c)  ABC の面積 S

であり,四面体 OABC の体積 V

である.

2018 東京理科大学 理学部B方式

理(応用数学,応用物理,応用化学科)学部

2月5日実施

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】  a b a >1 b -1 を満たす実数とするとき,以下の問いに答えよ.

(1) 座標平面上で点 A ( 0,a ) を通り,円 C x2 +y2 =1 に接する 2 直線のうち,傾きが正のものを l1 負のものを l 2 とおく. l1 l2 の方程式およびそれらの C との接点を求めよ.

(2) 座標平面上で点 B ( 0,b ) を通り,傾きが l 1 の傾きより小さく l 2 の傾きより大きい直線を l 3 とおく.(1)で定めた直線 l1 l2 l 3 の交点および点 A 3 頂点にもつ三角形の面積が最小になるような l 3 の傾きを求めよ.またそのときの面積を a b を用いて表せ.

(3) (2)で求めた面積を S (a ,b ) とする.各 a a> 1 に対し, b b -1 の範囲を動くときの S (a ,b) の最小値 T (a ) a を用いて表せ.

(4) (2)で求めた面積 S (a ,b) に対し, a b a >1 b -1 の範囲を動くとき, S( a,b ) を最小にする a b の値およびそのときの最小値を求めよ.

(5) 半径 1 の円を内接円とするような三角形のうち,面積が最小になるような三角形の 3 辺の長さの和を求めよ.

2018 東京理科大学 理学部B方式

理(応用数学,応用物理,応用化学科)学部

2月5日実施

配点30点

易□ 並□ 難□

【3】  a0 a0> 2 なる実数とし,数列 { an } がすべての 0 以上の整数 n に対して

an+ 1= an2 -an +1

を満たしているとする.また, q1 =2 q 2= 12 とし, a0= q1 r+q2 を満たす実数 r をとる.

(1)

(a)  a1 a 2 の値を r を用いて表せ.

(b)

( q1 s+q2 )2 -( q1s +q2 )+1 =q1 (A s2 +Bs +C) +q2

がすべての実数 s に対して成立するような定数 A B C の値を求めよ.

(2)  A B C を(1)の(b)で求めた値とする. b0= r とし,数列 { bn } がすべての 0 以上の整数に対して,

bn+ 1=A bn 2+B bn +C

を満たしているとする.

(a)  q1 b1 +q2 の値を r を用いて表せ.

(b)  q1 b2 +q2 の値を r を用いて表せ.

(3)

(a) すべての 0 以上の整数 n に対して

1 an+ 1-p =- 1 an+ 1 an- p

を満たす実数 p の値を求めよ.

(b)

k= 0 1 ak

の値を a 0 を用いて表せ.

(4)  {b n} を(2)で与えた数列とする.

k=0 1 q1 bk+ q2

の値を r を用いて表せ.

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