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2019-13442-0201
2019 東京理科大学 理工学部B方式
数,物理,情報科,応用生物科,経営工学科
2月3日実施
(1)〜(3)で配点40点,数学科は60点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章の ア から ロ までに当てはまる数字 0 〜 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.ただし,分数は既約分数として表しなさい.なお, テ などは既出の テ を表す.
(1) 0≦θ ≦π のとき関数
y=sin 3⁡θ +cos3 ⁡θ-2 ⁢sin⁡2 ⁢θ
の最大値と最小値を求めよう.
まず x =sin⁡θ +cos⁡θ とおくと x = ア ⁢ sin⁡(θ + πイ ) と変形できるので x のとり得る範囲は - ウ ≦x≦ エ となる.
次に y を変形して x で表すと
y=- オ カ ⁢ x3- キ ⁢x 2+ ク ケ ⁢ x+2
となる.これを微分して因数分解すると
dy dx= -3 2⁢ (x- コ サ )⁢ (x+ シ )
となる.これらのことより, y の最大値は ス セ ソ タ , 最小値は - チ + 12⁢ ツ である.
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(2) log10 ⁡2=0.3010 , log10 ⁡3=0.4771 とする. 236 は テ ト 桁の整数である. 3n が テ ト 桁の整数となる最小の自然数 n は ナ ニ であり, 236 +6× 3 ナ ニ は ヌ ネ 桁の整数である.
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(3) 3 つのさいころを同時に投げる.
(a) 出る目がすべて同じになる確率は ノ ハ ヒ , すべて異なる確率は フ ヘ である.出る目のうちちょうど 2 つが一致し他は異なる確率は ホ マ ミ である.
(b) 出る目の最小値が 3 以上となる確率は ム メ モ , 最小値が 3 となる確率は ヤ ユ ヨ ラ リ , 最小値が 3 で最大値が 5 となる確率は ル レ ロ である.
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配点30点,数学科は45点
【2】 放物線 C :y= 14 ⁢ x2-x と直線 y =k ( k>0 ) の交点を x 座標の小さい方から A , B とする.点 A , B における C の接線をそれぞれ l , m とし, l と m の交点を P とする.
(1) 直線 l , m の方程式と,点 P の座標をそれぞれ求めよ.
(2) ▵ABP が正三角形となるような k の値を求めよ.
(3) ∠PAB=75⁢ ° となるような k の値を求めよ.
(4) ▵ABP の内接円の半径 r が 2 ⁢k 以上となるような k の最大値を求めよ.
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【3】 関数 f⁡( x) を
f⁡( x)= ∫ 0x dt 1+t 2
と定める.
(1) t=tan⁡ θ とおく置換積分法により f⁡( 1)= ∫ 01 dt 1+t 2 の値を求めよ.
(2) 0<a <1 とし, m を自然数とするとき,以下の不等式が成り立つことを示せ.
f⁡( a)⁢ ∫ a1 xm⁢ dx < ∫a1 f⁡( x)⁢ xm⁢ dx < ∫01 f⁡( x)⁢ xm⁢ dx < f⁡( 1)⁢ ∫ 01 xm⁢ dx
(3) limm →∞ (1- 1 m )m を求めよ.必要ならば s >1 のとき
(1 - 1s )s < 12
となることを用いてよい.
(4) limm →∞ m⁢ ∫1- 1m 1 f⁡( x)⁢ xm⁢ dx を求めよ.