2019 東京理科大学 理学部応用数学科2月5日実施MathJax

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2019 東京理科大学 理学部

応用数学科B方式

2月5日実施

配点50点

易□ 並□ 難□

【1】    内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数字を解答用マークシートにマークせよ.ただし,     2 けた の数を表し,       3 けた の数を表すものとする.なお,分数は既約分数(それ以上約分できない分数)の形に表すこと.

  1 から 10 までの番号が書かれている玉がそれぞれ 1 個,合計 10 個ある.はじめは 10 個の玉のすべてが 1 つの袋に入っていて,この袋から 1 個ずつ玉を取り出すことを 10 回繰り返す.

(1) まず,取り出した玉を袋に戻さない場合を考える.このとき, n 回目までに取り出した n 個の玉について,それらの番号の合計が 10 である確率を p n とする.

(a)  p2= p3= である.

(b)  p1+ p2+ +p 10= である.

(2) 次に,各回で取り出した玉を袋に戻す場合を考える.このとき, n 回目までに取り出した n 個の玉について,それらの番号の合計が 10 である確率を q n とする.

(a)  q2= q3= である.

(b)  q1+ q2+ +q10 = である.

2019 東京理科大学 理学部応用数学科B方式

2月5日実施

配点50点

易□ 並□ 難□

【2】  i は虚数単位とする.

(1)  x y を実数とする. sin2 (x +y)+ cos2 (x- y) sin 2x sin2 y の式で表せ.

(2)  β= 1+i2 α +π 4 (1+i ) をみたす 2 つの複素数 α β に対して, a b x y α =a+b i β=x +yi であるような実数とするとき, x+y x -y a b の式で表せ.

(3)  |α +α |+ |α- α | π 3 をみたす複素数 α 全体の集合は,複素数平面上のある領域 S 1 になる. S1 を図示せよ.

(4)  S1 を(3)で定めた複素数平面上の領域とする.

(a) 複素数 α S 1 上を動くとき, 1+i2 α+ π4 ( 1+i ) がとり得る値全体の集合は,複素数平面上のある領域 S 2 になる. S2 を図示せよ.

(b) 複素数 α S 1 上を動くとき, α=a +ib であるような実数 a b について, |cos a+i cosb | がとり得る値の最大値と最小値を求めよ.

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