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2019 同志社大学 理工学部2月10日実施

易□ 並□ 難□

【1】 次の   に適する数または式を,解答用紙の同じ記号のついた   の中に記入せよ.

(1) 座標空間内の x y 平面上に 3 A ( 5,5, 0) B (0 ,10,0 ) C (- 4,2, 0) がある.このとき, ▵ABC の面積は であり, ▵ABC の外接円の半径は である.次に, θ を実数として,点 D (10 2 cos2 θ-5 2-9 ,52 cos θsin θ- 12 ,5 ) とおく.点 D x 座標は cos 2θ を用いて と表すことができる.四面体 ABCD において, ABCD が成り立つような θ 0 θ< 2π の範囲に全部で 個存在する.特に,その中で 0 <θ< π 2 を満たす θ θ 0 とおくと, θ0 = である.

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【1】 次の   に適する数または式を,解答用紙の同じ記号のついた   の中に記入せよ.

(2)  2 つの正の実数 α β は条件 α +β<1 を満たすとする.金貨と銀貨が 1 枚ずつあり,投げたとき表が出る確率が金貨は α 銀貨は β とする.この 2 枚の硬貨から 1 枚を選んで投げる試行を繰り返す.ただし,この試行において,表が出たときは次の試行では同じ硬貨を選び,裏が出たときは別の硬貨を選ぶものとする. n 回目の試行において,金貨が選ばれる確率を pn 選ばれる硬貨に関わらず表が出る確率を q n とし, p1= t 0<t< 1 とする.このとき, q1= p2= pn+ 1= ( ) pn +1-β limn pn= 2-α -β limn qn= 2-α -β である.

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【2】  e を自然数の底とし,実数 a 0 <a< 1 e を満たすとする.関数 f ( x)= xe -x とする.次の問いに答えよ.

(1)  x>0 のとき,不等式 e x>1 +x+ x 22 が成り立つことを示せ.

(2) 方程式 f ( x)= a が異なる 2 つの正の実数解をもつことを示せ.

(3) 不定積分 { f( x)} 2d x を求めよ.

(4) (2)の 2 つの正の実数解を p q p<q とする. 2 直線 x =p x=q と曲線 y =f( x) px q および x 軸で囲まれた部分を x 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を V とする.極限 lima +0 V を求めよ.

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【3】 座標平面上の曲線 ( x-y) 2-2 (x +y) =0 C とする.次の問いに答えよ.

(1) 関数 f ( t)= log( t+t 2+1 ) に対して,導関数 d dt f( t) を求めよ.

(2) 等式 d dt ( tt 2+1 )= at 2+1 -b t2+ 1 が成り立つように,定数 a b の値を定めよ.また,不定積分 t2 +1 dt を求めよ.

(3) 曲線 C 上の点 ( x,y ) に対して, x-y= t とおいて, x y をそれぞれ t で表せ.

(4) 曲線 C 上の点のうち, x 座標の値が最小である点を P y 座標の値が最小である点を Q とする. 2 P Q の座標をそれぞれ求めよ.

(5) 曲線 C のうち,(4)の 2 P Q の間の部分を D とする.曲線 D の長さを求めよ.

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【4】  x y を整数, n を自然数, i を虚数単位とする. x y が整数全体を動くとき, (1 +2i ) (x+ yi ) と表される複素数全体の集合である無限集合を L とする.さらに, L の要素のうち,実部と虚部がともに 0 以上かつ n 以下であるものの個数を m n とする.次の問いに答えよ.

(1)  (1 +2i )( x1+ y1 i)= 5 (1 +2i ) (x2 +y2 i) =5i を満たす整数 x1 y1 x2 y2 を求めよ.

(2)  s t が実数のとき, (1 +2i ) (s+ ti ) の実部と虚部がともに 0 以上かつ 5 以下となるための s t の条件を求めよ.

(3)  m5 を求めよ.また, (1 +2i )( x+y i) の実部と虚部がともに 1 以上かつ 4 以下となるような整数 x y の値の組 ( x,y ) をすべて求めよ.

(4)  z を複素数とする. z 1+2 i の実部と虚部に注目して, x L の要素であるとき, z+5 z+5 i はともに L の要素であることを示せ.また, z L の要素でないとき, z+5 z+5 i はともに L の要素でないことを示せ.

(5)  m10 を求めよ.また, k を自然数として, m5 k k を用いて表せ.

(6)  mn 2019< mn+ 1 となる n を求めよ.

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