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2020-14861-0501
2020 同志社大学 文化情報,スポーツ健康科学部理系,生命医科学部
2月7日実施
易□ 並□ 難□
【1】 次の に適する数または式を,解答用紙の同じ記号のついた の中に記入せよ.
(1) n を 5 以上の自然数とする. 4 つの文字 a , b, c, d から重複を許して n 個を選んで左から 1 列に並べ, n 個の文字の列を作る.ただし,隣り合う文字は必ず異なるものとする.まず n=5 , つまり 5 個の文字の列を考えたとき, b, c, d をすべて 1 つずつ含み a から始まり a で終わる文字の列は ア 通りあり, b を 1 つだけ含み a から始まり a で終わる文字の列は イ 通りある.次に n 個の文字の列を考えたとき, d を 1 つも含まない a から始まる文字の列は ウ 通り, d は 1 つも含まないが b , c をいずれも 1 つ以上含む a から始まる文字の列は, エ 通り, b, c, d をすべて 1 つ以上含む a から始まる文字の列は オ 通りある.
2020-14861-0502
(2) a, b を正の実数, i を虚数単位, P⁡(x )=x4 -a⁢x3 +b⁢x2 -2⁢a⁢x +4 とし,方程式 P⁡ (x)= 0 が複素数 α= 1+i を解にもつとする. b を a で表すと b= カ である.また, α=1+i は,実数係数の 2 次式 Q⁡ (z)= x2-2⁢ x+ キ に対して,方程式 Q⁡ (x)= 0 の解となる.このとき, P⁡(x )=Q⁡ (x)⁢ R⁡(x ) である.ここで R⁡ (x) は x についての 2 次式で, x の 1 次の項の係数は ク である.これより, P⁡(x )=0 が異なる 2 つの実数解をもつような a の値の範囲を a>a 0 とすると, a0= ケ である.さらに, a>a0 のとき,複素数の範囲で考えた P⁡ (x)= 0 の α 以外の解を β , γ, δ とすると,複素数平面上の 4 点 A ⁡(α ), B⁡ (β) , C⁡( γ), D⁡ (δ) のうちのいずれかの 3 点が一直線上にあるのは a=コ のときである.
2020-14861-0503
【2】 f⁡(x )=1+( e-1)⁢ log⁡x (x >0) とし,曲線 y=f ⁡(x ) を C とする.ただし, e は自然対数の底である.次の問いに答えよ.
(1) f⁡(1 ), f⁡(e ) を求めよ.
(2) g⁡(x )=f⁡( x)-x とする.関数 y=g ⁡(x ) の増減を調べ,その極値を求めよ.さらに, g⁡(x )≧0 を満たす x の値の範囲を求めよ.
(3) f⁡(x ) の不定積分 ∫ f⁡(x )⁢dx を求めよ.
(4) C と直線 y=x によって囲まれた部分の面積 S を求めよ.
2020-14861-0504
【3】 x⁣y⁣z 空間の 4 点 A , B , C , D はいずれも原点を中心とするある球面 S 上にあり,四面体 ABCD は正四面体であるとする.さらに,点 A の座標は (1, 1,4) , 点 B は x⁣y 平面上にあり,点 C の x 座標は正である.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 球面 S の半径を求めよ.
(2) 正四面体 ABCD の一辺の長さを a とする.点 A から平面 BCD に垂線 AH を下ろす.このとき,線分 AH の長さを a を用いて表せ.
(3) 正四面体 ABCD の一辺の長さ a を求めよ.
(4) 点 B の座標を求めよ.
(5) 点 C の座標を求めよ.
2020-14861-0505
【4】 r は 0<r <1 を満たす実数とする.次の問いに答えよ.
(1) r-x2 ⁢ ddx ⁢(x2 ⁢rx2 ) を求めよ.
(2) ∫- 32 |x| ⁢(1+ x2⁢log ⁡r)⁢ rx2 ⁢dx を求めよ.
(3) 和 ∑ i=1n i⁢ri- 1 を求めよ.
(4) n を自然数として,定数 ai (i= 1, 2, 3, ⋯, n) の値は, -1 , -2 , -3 , ⋯, -n のいずれかであり,互いに異なるように定めるものとする.また,定数 bi (i= 1, 2, 3, ⋯, n) の値は, 1, 2, 3, ⋯, n のいずれかであり,互いに異なるように定めるものとする.この定数 ai , bi を用いて, Tn= ∑i=1 n∫ aibi |x| ⁢(1+ sin⁡x+x2 ⁢log⁡r) ⁢rx2- 1⁢dx とおく.このとき, Tn は ai と bi の定め方によらずに n と r だけで定まることを示し, Tn を n と r の式で表せ.さらに, limn→∞ Tn を計算せよ.ただし,必要ならば limn →∞n⁢ rn=0 であることを証明なしに用いてよい.