Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2021年度一覧へ
大学別一覧へ
同志社大学一覧へ
2021-14861-0101
2021 同志社大学 文化情報学部理系,理工学部,生命医科学部理系,心理学部理系,スポーツ健康科学部理系
全学部日程2月4日実施
易□ 並□ 難□
【1】 次の に適する数または式を,解答用紙の同じ記号のついた の中に記入せよ.
(1) 1 から 9 までの番号のついた札が,袋 α にはそれぞれ 1 枚ずつ合計 9 枚,袋 β にはそれぞれ 2 枚ずつ合計 18 枚入っている.袋 α から札を 1 枚ずつ 3 回続けて取り出し,取り出した順に左から右に並べて 3 桁の整数 m をつくる.次に,袋 β から札を 1 枚ずつ 3 回続けて取り出し,取り出した順に左から右に並べて 3 桁の整数 n をつくる.ただし,どちらにおいても取り出した札は袋に戻さない. m が奇数である事象を A とする. m が 3 の倍数である事象を B とする.このとき,確率 P⁡ (A) = ア , P⁡(B )= イ であり,条件付き確率 PA ⁡(B) = ウ である. n>550 である事象を C とする. m>n である事象を D とする.このとき,確率 P⁡ (C) = エ , P⁡(D )= オ である.
2021-14861-0102
(2) i を虚数単位, α=23 +2⁢i とする.複素数平面上で,原点を中心とする円に内接する正三角形の 1 つの頂点が点 α であるとき,残りの頂点を表す複素数を β , γ とする.このとき, |α+ β+γ |, |α⁢ β+ β⁢γ +γ⁢α |, |α⁢ β⁢γ | の値はそれぞれ カ , キ , ク である.次に,この 3 点 α , β , γ を実軸方向に -1 , 虚軸方向に 1 だけ平行移動した点をそれぞれ α ′ , β′ , γ′ とする.このとき, |α ′+β ′+γ ′| , |α′ ⁢β′ +β′ ⁢γ′ +γ′ ⁢α′ | の値はそれぞれ ケ , コ である.
2021-14861-0103
【2】 定数 k は k> 1 とする. O を原点とする座標平面上の楕円 C: k2 2⁢ x2+ 12 ⁢k2 ⁢y 2=1 と C 上の点 D (1 k,k ) を考える.次の問いに答えよ.
(1) 点 D における楕円 C の接線が, x 軸および y 軸と交わる点をそれぞれ E , F とする. E , F の座標を k で表せ.
(2) 点 D における楕円 C の法線が,直線 y= -x と交わる点を G とする. G の座標を k で表せ.さらに, ∠EGF の大きさを求めよ.
(3) ▵GEF の面積を S , ▵OEF の面積を T とする. S=2 ⁢T のとき, k2 の値を求めよ.さらに,このとき, ∠OEF の大きさを求めよ.
2021-14861-0104
【3】 n を自然数とし,次の条件を満たす数列 { an } と { bn } を考える.
a1= 1, (n+ 3)⁢ an+1 -(n+ 1)⁢ an=2 ⁢(n+ 1) (n =1, 2, 3, ⋯)
b1= 1, ∑ k=1n k⁢b k=an ⁢( ∑k= 1n bk ) ( n=2 ,3 ,4 ,⋯ )
次の問いに答えよ.
(1) a2 , b2 を求めよ.
(2) cn= (n+2 )⁢( n+1) ⁢an ( n=1 , 2, 3, ⋯ ) とおく. cn+1 -cn を n で表せ.
(3) n≧1 とする.このとき, an を n で表せ.
(4) n≧2 とする.このとき, sn-1 = ∑k=1 n−1 bk とし, bn= dn⁢s n-1 を満たす dn を考える.このとき, dn を n で表せ.ただし,必要ならば,次の等式が成り立つことを証明なしで用いてよい.
an⁢ (∑k =1n bk)- an-1 ⁢( ∑k=1 n−1 bk ) =an ⁢bn +(a n-a n-1 )⁢s n-1
(5) n≧2 とする.このとき, bn を n で表せ.
2021-14861-0105
【4】 n を自然数とする.関数 f⁡ (x) =sin2 ⁡x+4⁢ x⁢sin⁡x +4⁢cos⁡ x を考える.次の問いに答えよ.ただし,必要ならば, 3.1<π< 3.2 であることを用いてよい.
(1) 開区間 ( 2⁢n⁢π -2⁢π, 2⁢n⁢π ) において,関数 f⁡ (x) の増減を調べ,極値を求めよ.
(2) 不定積分 ∫ f⁡(x )⁢dx を求めよ.
(3) 0≦x≦ π6 のとき, 3π ⁢x≦ sin⁡x≦x が成り立つことを示せ.
(4) 開区間 ( 2⁢n⁢π -1 n⁢π ,2⁢n ⁢π) において,方程式 f⁡ (x) =0 はただ 1 つの実数解をもつことを示せ.
(5) 各自然数 n に対し,(4)で定まった実数解を pn とおく.このとき, limn→ ∞ ∫pnp n+1 f⁡( x)⁢ dx を求めよ.