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【1】 文章中のからに,それぞれの解答群から最も適切な選択肢を選んで解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.ただし,からまで,からまでのそれぞれで,同じ選択肢を回以上使うことができる.
を有限集合とし,をの部分集合とする.また,集合の要素の個数をとする.
(1) が成り立つことは,が成り立つための
(2) が成り立つことは,が成り立つための
(3) が成り立つことは,が成り立つための
ア〜ウの解答群
必要条件でも十分条件でもない.
必要条件であるが,十分条件ではない.
十分条件であるが,必要条件ではない.
必要十分条件である.
以降,とする.ただし,は自然数,とする.
(4) がとり得る値の最小値はであり,最大値はである.
(5) がとり得る値の最小値はであり,最大値はである.
(6) として,条件の下で,がとり得る値の最小値はであり,最大値はである.
エ〜ケの解答群
【2】 次の文章中のからまでに当てはまるからまでの数を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.ただし,はの数,はの数である.文章中のは解答群から最も適切な選択肢を選んで解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.
クラスの生徒名を班名と班名に分けて数学のテストを実施した.班の点数の平均値は班の点数の平均値より点低かった.そこで,採点基準を変えてクラス全員のテストを採点し直すと,名全体の点数の分散はであり,班の点数の平均値は班の点数の平均値に一致したが,班の点数の分散は班の点数の分散より大きくなった.採点基準変更前のクラスの点数の平均値は変更後のクラスの点数の平均値より点低く,班の採点基準変更前の点数の平均値は変更後の班の点数の平均値の半分であった.
(1) 採点基準変更後の班の点数の分散は班の点数の分散はである.
(2) 採点基準変更前の班の点数の平均値は採点基準変更後のクラスの点数の平均値はである.
採点基準変更前の点数を表す変量を採点基準変更後の点数を表す変量をとし,名の生徒に対する採点基準変更前後の点数の組をとする.
(3) 名の生徒に対する変量の共分散は,
である.
(4) の平均値をの平均値をとする.採点基準変更にあたっては,生徒名すべてに対して以下の個の条件を満たすことが望ましい.
:であるすべてのに対してである.
:であるすべてのに対してである.
の共分散は負であった.このことから,
解答群
とはともに真である.
またはの少なくともつは偽である.
【3】 (1)から(3)までは解答用紙の3の解答欄に記入しなさい.(4)では,文章中のからまでに当てはまるからまでの数を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.ただし,はの数,はの数である.また,分数は既約分数として表しなさい.
(3) ある学生が,最初に正の数のポイントをもらい,サイコロを回だけ投げ,出た目の数だけ硬貨を投げるというゲームに参加する.硬貨を投げるたびに,表が出れば硬貨を投げた後のポイントは投げる前の倍となり,裏が出れば硬貨を投げた後のポイントは投げる前の倍になる.ゲーム終了時のポイントが最初に付与されたポイントの倍以上になる確率を求めなさい.ただし,サイコロの目はからまでであり,かつ各目が等しい確率で出るとし,硬貨の表と裏が出る確率はいずれもであるとする.