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2022-13442-0201
2022 東京理科大学 理工学部B方式
数,物理,情報科,応用生物科,経営工学科
2月3日実施
(1)〜(3)で配点40点,数学科は80点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章中の ア から マ までに当てはまる数字 0 〜 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.ただし,分数は既約分数として表しなさい.なお, ア などは既出の ア などを表す.
(1) m を実数とする. x についての 2 次方程式
x2 -(m +3) ⁢x+m 2-9 =0
の 2 つの解を α , β とする. α , β が実数であるための必要十分条件は
- ア ≦ m≦ イ
である. m が - ア ≦ m≦ イ の範囲を動くときの
α3 +β3
の最小値は ウ , 最大値は エ オ カ である.
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(2) 角 θ に関する方程式
cos⁡4 ⁢θ=cos ⁡θ ( 0≦θ≦ π ) ⋯ ①
について考える. ① を満たす θ は小さいほうから順に
θ=0 , キ ク ⁢ π, ケ コ ⁢ π , サ シ ⁢ π
の 4 つである.一方, θ が ① を満たすとき, t=cos ⁡θ とおくと t は
ス ⁢t 4- セ ⁢t 2+ ソ =t ⋯ ②
を満たす. t=1 , cos⁡ ケ コ ⁢ π は ② の解なので, 2 次方程式
タ ⁢t 2+ チ ⁢t −1=0
は cos ⁡ キ ク ⁢π , cos⁡ サ シ ⁢π を解にもつ.これより
cos⁡ キ ク = ツ - テ ト
cos⁡ サ シ ⁢π = ツ + テ ト
であることがわかる.
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(3) 座標平面上の 3 点 ( 2,3 ), (-5 ,10) , (-2 ,1) を通る円を C 1 とする.このとき,
C1 の中心は ( - ナ , ニ ) , 半径は ヌ
である. C1 と点 ( 2,3 ) で外接し, x 軸とも接している円を C 2 とする.このとき,
C2 の中心は ( ネ ノ , ハ ヒ フ ) , 半径は ヘ ホ マ
である.
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配点30点,数学科は60点
【2】 平面上に三角形 ABC と点 P があり,点 P は,ある正の定数 t に対して
3⁢t⁢ AP→ +t2 ⁢BP→ +4⁢ CP→ =0→
を満たすとする. b→ =AB→ , c→ =AC→ とおく.
(1) BP→ を, b→ と AP → を用いて表せ.
(2) AP→ =v⁢b →+w ⁢c→ となる実数 v , w を, t を用いて表せ.
(3) 直線 AP と直線 BC の交点を D とする. AD→ =x⁢ b→+ y⁢c → となる実数 x , y を, t を用いて表せ.
以下,三角形 ABC の面積を S 1 , 三角形 PBC の面積を S 2 とする.
(4) S 2S1 を, t を用いて表せ.
(5) t が正の実数全体を動くとき, S 2S1 が最大となる t の値を求めよ.
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【3】 関数 f ⁡(x ) を次で定める.
f⁡( x)= 1x ( x>0 )
座標平面上の曲線 y =f⁡( x) を C とする. C 上の点 P (2, 12 ) と,正の定数 t に対して y 軸上の点 A (0 ,-t ) をとる.点 A と点 P を通る直線を l 1 とする.
(1) 直線 l 1 を表す方程式を, t を用いて表せ.
(2) C 上の点 P における C の法線と y 軸の交点を ( 0,-t 0) とおく. t0 を求めよ.
上の(2)で求めた t 0 に対して t <t0 とする.点 P を通り,直線 l 1 に垂直な直線を l 2 とする. l2 と C の交点のうち,点 P と異なる点を Q とおく.
(3) 点 Q の座標を, t を用いて表せ.
最後に, t= 32 のときを考える.
(4) 点 Q を通る C の接線を l 3 とする.このとき, 2 つの直線 l 1 , l3 および曲線 C で囲まれた部分の面積を求めよ.