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2022 東京理科大学 理工学部B方式

建築,電気電子情報工,機械工,先端化学,土木工学科

2月6日実施

(1)〜(3)で配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の文章中の から までに当てはまる数字 0 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.ただし,分数は既約分数として表しなさい.なお, などは既出の などを表す.

(1)  n 0 以上の整数とする.

(a) 座標平面の点 ( a,b ) で, a b がともに 0 以上の整数で a +b=n を満たすものは n 個ある.

(b) 座標空間の点 ( a,b, c) で, a b c がどれも 0 以上の整数で a +b+c =n を満たすものは n 2+ n + 個ある.

(c) 座標空間の点 ( a,b,c ) で, a b c がどれも 0 以上の整数で a +b+2 c=n を満たすものは,

n が奇数のとき n2 + n + 個あり,

n が偶数のとき n2 + n+ 個ある.

2022 東京理科大学 理工学部B方式

建築,電気電子情報工,機械工,先端化学,土木工学科

2月6日実施

(1)〜(3)で配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の文章中の から までに当てはまる数字 0 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.ただし,分数は既約分数として表しなさい.なお, などは既出の などを表す.

2022年東京理科大2月6日理工学部【1】(2)2022134420302の図

(2) 平行四辺形 OACB において, a =OA b =OB とおく.線分 AC 1 :3 に内分する点を D 線分 BC の中点を E とし,直線 DE l とおく.

  l と直線 OA 直線 OB との交点をそれぞれ F G とおくと

OF = a OG = b

となるので, l 上の点 P はある実数 t に対し

OP =( 1-t) a+ t b

を満たす.

 以下, t 0 <t<1 の範囲を動くものとする. l 上の点 P を通り,直線 OA 直線 OB と平行な直線をそれぞれ m n とし, n と直線 OA の交点を H m と直線 OB の交点を J とする.平行四辺形 OHPJ の面積が最大となるのは

OP = a + b

のときで,そのときの平行四辺形 OHPJ の面積は平行四辺形 OACB の面積の 倍である.

2022 東京理科大学 理工学部B方式

建築,電気電子情報工,機械工,先端化学,土木工学科

2月6日実施

(1)〜(3)で配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の文章中の から までに当てはまる数字 0 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.ただし,分数は既約分数として表しなさい.なお, などは既出の などを表す.

(3) 以下で, i は虚数単位とする.

(a)  -1+i を極形式で表すと

-1+i = (cos π+isin π)

である.ただし, 0 π<2 π とする.ド・モアブルの定理より,

(- 1+i) 14= i

となる.また, (- 1+i) n が実数となる最小の自然数 n である.

(b) 方程式 z 5=- 1 を考える.絶対値の性質より |z |= である.したがって, z の極形式は z =cosθ +i sinθ 0θ< 2π となる.ド・モアブルの定理より

cos θ =1 sin θ =0

となり, θ の値が 通り定まる.それらのうち最小の値は π 最大の値は π である.

(c) 方程式 w 5+ (w+ 1)5 =0 を解こう. w=0 は解でないので,両辺を w 5 で割って変形すれば

(1+ w) 5=- 1

となる.これより 通りの w の値が求まる.これらの w の値のうち実数でないものは 個で,それらはどれも実部が - になる.

2022 東京理科大学 理工学部B方式

建築,電気電子情報工,機械工,先端化学,土木工学科

2月6日実施

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】 数列 { an }

a1= 7 an+ 1= 5 an +9a n+5 n=1 2

を満たしているとする.

(1)  a2 a3 を求め,既約分数で表せ.

(2)  α= 5α +9α +5 を満たす正の実数 α を求めよ.また,この α を用いて, bn= a n-α an+ α とおいたとき, bn+ 1 b n の関係式を求めよ.

(3) 数列 { bn } の一般項を求めよ.

(4) 数列 { an } の一般項を求め, limn an を求めよ.

(5)  n2 のとき, an を既約分数で表示したときの分母を c n とおく. cn を, n を用いて表せ.ただし, cn は正の整数とする.

2022 東京理科大学 理工学部B方式

建築,電気電子情報工,機械工,先端化学,土木工学科

2月6日実施

30点

易□ 並□ 難□

【3】  a b を定数とし, a>1 かつ b >1 とする.関数 f (x ) g( x)

f( x)= (a- x) bx g( x)= bx

と定義する. f( x) x =1 で極値をとるとする. e は自然対数の底を表すものとして以下の問いに答えよ.

(1)  b を, a を用いて表せ.

(2) 座標平面において,曲線 y =f( x) と曲線 y =g( x) の交点の座標を, a を用いて表せ.

(3) 座標平面において,曲線 y =f( x) 曲線 y =g( x) y 軸で囲まれた図形の面積 S を, a を用いて表せ.

(4) (3)で求めた面積 S 9 e-18 となるときの a の値を求め,そのときの f (1 ) の値を求めよ.

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