Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2022年度一覧へ
大学別一覧へ
理科大一覧へ
2022-13442-0401
2022 東京理科大学 理学部B方式
理(応用数学,応用物理,応用化学科)学部
2月5日実施
(1)〜(2)で配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の(1)から(3)において, 内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数字を解答用マークシートにマークせよ.ただし, は 2 桁けた の数を表すものとする.また,分数は既約分数(それ以上約分できない分数)の形に表すものとする.
(1) 座標空間内に 4 点 A (1 ,0,1 ), B (-1 ,0,1 ), C (0 ,1,- 1) , D (0 ,-1, -1 ) をとる.点 P が線分 AB 上を動き,点 Q が線分 CD 上を動くとき,線分 PQ 上の点が通過し得る領域を S とする.このとき以下が成り立つ.
(a) S の体積は ア イ である.
(b) z 軸の周りに S を 1 回転させてできる立体の体積は ウ エ ⁢ π である.
2022-13442-0402
(2)(a) 座標平面上の点 B 1 (-4 ,0) , B2 (4 ,0) と円 C :x2 +y2 =9 に対して,点 P が C 上を動くとき,線分 P B1 と線分 P B2 の長さの和 M がとり得る値の範囲は
オ ≦ M≦ カ キ
である.
2022-13442-0403
配点30点
(2)(b) 平面上のベクトル a→ , b→ が | a→ +b→ | =4 , | a→ -b→ | =3 を満たすとき, |a →| +| b→ | のとり得る値の範囲は
ク ≦| a→ |+ | b→ |≦ ケ
2022-13442-0404
(3) 数列 { an } と { bn } が以下の条件を満たしているとする.
a1 =3 , b1 =-1 ,
2⁢a n+1 =5⁢ an+ bn ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ ),
2⁢b n+1 =an +5⁢ bn ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ ).
このとき以下が成り立つ.
(a) limn →∞ ∑k= 1n 1 ak +bk = コ サ である.
(b) limn →∞ ∑ k=1 n 1a k2- bk 2 = シ ス セ である.
(c) limn →∞ { (a 1-b 1) ⁢( a2− b2 )⁢⋯ ⁢( an- bn) ( a1+ b1) ⁢( a2+ b2) ⁢⋯( an+ bn ) }1 n2 = ソ タ である.
2022-13442-0405
【2】 座標平面上に双曲線 B :x2 -y2 =1 と C : x22 - y23 =1 をとり,連立不等式
x2 -y2 ≧1 , x22 - y23 ≦1
が表す領域を S とする.また, B の焦点を B 1 (b 1,0 ), B2 (b 2,0 ) ( b1< b2 ), C の焦点を C 1 (c 1,0 ), C2 (c 2,0 ) ( c1< c2 ) とおく.以下の問いに答えよ.
(1) S を x 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を求めよ.
(2) S を y 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を求めよ.
(3) b1 , b2 , c1 , c2 の値を求めよ.
(4) 点 P が S 上を動くとき, |P C1 −P C2 | |P B1 −P B2 | がとり得る値の最大値を求めよ.また,最大値を与える P の座標も求めよ.ここで, P B1 , P B2 , P C1 , P C2 はそれぞれの線分の長さを表す.
2022-13442-0406
【3】 f⁡( x)= e-sin 2⁡x ⁢sin ⁡2⁢x に対して以下の問いに答えよ.
(1) -π≦ x≦π の範囲で f ⁡(x )=0 を満たす x の値をすべて求めよ.
(2) f⁡( x) の導関数を f′ ⁡(x ) とする. t=sin⁡ x として e sin2 ⁡x⁢ f′⁡ (x ) を t の多項式で表せ.
(3) 座標平面において,連立不等式
-π≦ x≦π , f⁡( x)≦ y≦0
の表す領域の面積を求めよ.
(4) 座標平面において,連立不等式
-π≦ x≦π , 0≦y ≦f⁡( x)
(5) x が - π≦x≦ π の範囲を動くときの f ⁡(x ) の最大値を α , 最小値を β とおく.
(a) β を, α を用いて表せ.
(b) 座標平面の - π≦x≦ π の範囲において,直線 y =α と曲線 y =f⁡( x) で囲まれた領域の面積を α を用いて表せ.
(c) 座標平面の - π≦x≦ π の範囲において,直線 y =β と曲線 y =f⁡( x) で囲まれた領域の面積を β を用いて表せ.