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【3】 座標平面上に,原点を中心とする半径の円があって,半径がである円と点で外接しているという.との共通接線のうち点を通らない共通接線のつをとする.円と共通接線によって囲まれた領域(境界線を含む)を内(境界線を含む)の点を中心とし,円およびと接する円をとする.さらに,円およびによって囲まれた領域(境界線を含む)をとし,内(境界線を含む)の点を中心とする円をとする.
(1) 領域の面積はである.
また,円の半径はである.
(2) とすると,の面積は
と表される.また,円が円および直線に接するのは,の半径がのときである.
点を中心とする円の半径をとする.に内接する正方形をその面積を正方形に内接する円をその面積をとする.そして,正方形に内接する円をに内接する正方形をに内接する円をとし,正方形の面積を円の面積をとする.ただし,である.
(3)
である.そして
となる.
【4】 関数とする.このとき,原点をとする座標平面上において,直線と放物線を考える.
(1) 直線と放物線によって囲まれた部分を軸の周りに回転させてできる立体の体積はである.また,直線と放物線によって囲まれた部分を軸の周りに回転させてできる立体の体積はである.
(2) 直線上の点でと直交し,かつ放物線と異なるつの共有点をもつ直線をとする.との共有点のうち座標の大きい方をとし,点との距離を原点との距離をとする.
(a) 点の座標をとするとであり,は,を用いて
と表される.が極大値をとるとき,直線の方程式はである.
(b) とする.連立不等式
が表す領域(境界線を含む)をとする.を直線の周りに回転させてできる立体の体積はである.また,を直線の周りに回転させてできる立体の体積はである.