2022 同志社大 理系学部2月4日実施MathJax

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2022 同志社大学 文化情報学部理系,理工学部,生命医科学部理系,心理学部理系,スポーツ健康科学部理系

全学部日程2月4日実施

易□ 並□ 難□

【1】 次の   に適する数または式を,解答用紙の同じ記号のついた   の中に記入せよ.

(1)  1 枚の硬貨と, 1 から 4 までの異なる番号をつけた4枚のカードに対して,「硬貨を投げ,裏が出れば 0 点を獲得する.表が出れば, 4 枚のカードから無作為に 1 枚を取り出して,取り出したカードの番号と同じ点数を獲得する.取り出したカードはもとに戻す」という試行を n 回繰り返す.この n 回の試行で獲得した点数の合計が 2 以上の偶数になる確率を p n とおく.このとき, p1= p2= であり, pn+1 p n で表すと p n+1 = p n+ となる. pn n の式で表すと, pn= である.

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全学部日程2月4日実施

易□ 並□ 難□

【1】 次の   に適する数または式を,解答用紙の同じ記号のついた   の中に記入せよ.

(2)  i を虚数単位とする.複素数平面上の 3 A (2 i) B (-1+ i) C (1 +i) を考える.点 D と点 E は,点 A を原点を中心として,それぞれ 23 π - 23 π だけ回転した点とする.点 D を表す複素数の実部は E を表す複素数の虚部は である.点 F は,点 C を点 B を中心として - π3 だけ回転し,点 B からの距離を 1+3 2 倍した点とする.点 F を表す複素数の実部は 虚部は である.六角形 ABDFEC の面積は である.

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全学部日程2月4日実施

易□ 並□ 難□

【2】 条件(*) t 25 を満たす実数 t に対して, f( t)= t 2-4 t+5 t25 g( t)= -2t 2+10 t-10 t25 とする.次の問いに答えよ.

(1) 条件(*)を満たすすべての t に対して,点 ( f(t ),g (t) ) が双曲線 H αx2 -βy 2=1 上にあるとき,定数 α β の値を求めよ.

(2) 条件(*)を満たすすべての t に対して, 2 つの等式

f( -t)= af (t) +bg (t ) -g( -t)= cf( t)+d g( t)

が同時に成り立つとき,定数 a b c d の値を求めよ.

(3) (2)の定数 a b c d を用いて, p q 2 つの式 p =a p+b q q= cp+d q で定める. p=1 q=2 のとき, p q の値を求めよ.

(4) (1)の双曲線 H 上にある任意の点 ( p,q ) に対して,(3)の 2 つの式で定まる点 ( p, q ) H 上にあることを示せ.

(5)  r1= 1 rn+ 1=9 rn+4 5 rn2- 1 n=1 2 3 で定められる数列 { rn } の各項が正の整数であることを示せ.

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全学部日程2月4日実施

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【3】 座標空間内の四面体 OABC は, | OA |= |OB | =| OC |= 1 cos∠AOB =cos∠AOC =cos∠BOC =1 3 を満たしている.この四面体に対して,辺 OA 上の点と辺 BC 上の点を結ぶ線分の長さを L とする. 2 点がそれぞれ辺 OA BC 上の点全体を動いたとき, L を最小にする辺 OA 上の点を P BC 上の点を Q とする.次の問いに答えよ.

(1)  OP OQ OA OB OC を用いて表せ.

(2)  (OA +x OB +yOC ) PQ =0 かつ ( OA+ xOB +yOC ) OB =0 を満たす実数 x y を求めよ.

(3)  3 R S T がそれぞれ線分 PQ OB OC 上の点全体を動いたとき, | SR | 2+ |TR | 2 の最小値を求めよ.また,そのときの SR TR OA OB OC を用いて表せ.

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【4】 定数 a 0 <a<1 とする. θ を実数とし,関数

f( θ)= 1- a2 2π (1+ a2-2 acos θ)

とする.次の問いに答えよ.

(1)  t=tan θ2 -π<θ <π とおいて, f( θ) t の式で表す.この t の式を f 1( t) とすると, t の関数 f 1( t) はある定数 b を用いて, f1 (t) =b (1+ t2) 2π (b 2+t2 ) と表せる. b a の式で表せ.

(2)  g( θ) は連続で 2 π を周期とする周期関数とする. c を実数とするとき,等式 02 π g( θ) = cc +2π g( θ) が成り立つことを示せ.

(3)  -π<θ <π のとき,実数 u (- π2< u< π2 ) は(1)の b を用いて b tanu= tan θ2 を満たすとする.このとき, f( θ) u で表した式を f 2( u) とし,式 f 2( u) du の値を h とする. h を求めよ.

(4)  r を実数とする.定積分 02 π f( θ-r) cosθ a r の式で表せ.ただし,必要ならば,(3)の h に対して,等式 -π πf (θ ) =πh が成り立つことを証明なしで用いてよい.

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