2022 同志社大 理系学部2月7日実施MathJax

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2022 同志社大学 文化情報,スポーツ健康科学部理系,生命医科学部

2月7日実施

易□ 並□ 難□

【1】 次の   に適する数または式を,解答用紙の同じ記号のついた   の中に記入せよ.

(1) 最初, 3 個のさいころを同時に投げる.このとき,出る目の数の差の絶対値がすべて 2 以下である確率は である. 3 個の目がすべて異なるという事象 A の起こる確率 P (A ) である. 3 個のさいころのうち少なくとも 1 個は 1 の目が出るという事象を B とするとき,条件付き確率 P B( A) である.次に, n 2 以上の自然数として, n 個のさいころを同時に投げる.このとき,出る目の最大値が 4 であるという事象 C の起こる確率 P (C ) である. n 個のさいころのうち少なくとも 1 個は 1 の目が出るという事象を D とするとき,条件付き確率 PD (C ) である.

2022 同志社大学 文化情報,スポーツ健康科学部理系,生命医科学部

2月7日実施

易□ 並□ 難□

【1】 次の   に適する数または式を,解答用紙の同じ記号のついた   の中に記入せよ.

(2)  α が無理数のとき,整数 p q p α+q =0 を満たせば, p=q= 0 である.よって,正の整数 a b a +2= b+2+ b2 を満たせば, a= b= である.次に, c2> d を満たす正の整数 c d に対して, x=c+ d y=c- d とおく. x+y= 14+25 のとき, c= d= である.このとき, (y +2x y) 2 を計算すると, 27-2 11+4 35-10 11 =( n+14+2 5- 7+2 11) 2 を満たす正の整数 n n = であることがわかる.

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2月7日実施

易□ 並□ 難□

【2】  0a 12 を満たす実数 a と,関数 f (x) =x 1+x2 に対して,定積分 I= 0 1| f(x )-a | dx を考える.次の問いに答えよ.

(1) 不定積分 f (x) dx を求めよ.

(2)  0x 1 における関数 y =f( x) の増減を調べて, f( b)=a となる b 0b 1 がただ 1 つ存在することを示せ.

(3) 定積分 I a を含まない b の式で表せ.

(4)  a 0 a 12 の範囲を動くとき,定積分 I の最大値と最小値を求めよ.ただし,必要ならば, 0.6<log 2<0.7 であることを証明なしに用いてよい.

2022 同志社大学 文化情報,スポーツ健康科学部理系,生命医科学部

2月7日実施

易□ 並□ 難□

【3】  n を自然数とする.座標空間内に,ベクトル u = (1, 1,1) に平行で原点 O を通る直線 l と,ベクトル v =(2 ,3,-1 ) に平行で点 ( 0,1,- 3) を通る直線 m がある. n=1 2 3 に対して,直線 l 上の点 P n と,直線 m 上の点 Q n を次のようにそれぞれ定める.

 点 P 1 の座標は ( 5,5,5 ) である.点 P n が定まったとき,直線 m 上の点 Q n を条件 Pn Qn v =0 により定める.点 Q n が定まったとき,直線 l 上の点 P n+1 を条件 Qn Pn +1 u= 0 により定める.

P n x 座標を a n Q n x 座標を b n とおく.次の問いに答えよ.

(1) 条件 Pn Qn v =0 を使って, bn a n を用いて表せ.

(2) 条件 Qn Pn +1 u =0 を使って, an+1 b n を用いて表せ.

(3)  an n の式で表せ.また, α=lim n an β=lim n bn とおくとき, α β の値を求めよ.さらに,直線 l 上の点 P と直線 m 上の点 Q x 座標がそれぞれ α β のとき,点 P と点 Q の座標を求めよ.

(4)  Pn Qn Pn +1 の面積を S n とし, Qn Pn +1 Qn +1 の面積を T n とする. limn k= 1n (Sk +Tk ) の値を求めよ.

2022 同志社大学 文化情報,スポーツ健康科学部理系,生命医科学部

2月7日実施

易□ 並□ 難□

【4】 座標平面上に曲線 C y=e1 x x>0 と曲線 D y=1 +logx x>0 がある.次の問いに答えよ.

(1)  C 上の点 P (s, e1s ) における C の接線を l とする.接線 l の方程式を s を用いて表せ.

(2)  D 上の点 Q (t ,1+log t) における D の接線 m は,(1)の接線 l と垂直に交わるとする.このとき, t s を用いて表せ.

(3) (1)の接線 l y 切片を u とし, u s の関数と考える.このとき, s>0 において u は単調に減少することを示せ.さらに, s s >0 の範囲を動くとき, u の値域は u >1 であることを示せ.

(3) (3)の s u u>1 に対して, s u の関数と考える.このとき, ds du s を用いて表せ.さらに, s で表された(2)の t に対して, dt du= 1 となる u の値を求めよ.ただし, s u の関数として微分可能であることを証明なしに用いてよい.

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