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2023 東京理科大学 理学部B方式

理学部

2月5日実施

(1)〜(2)で配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1)から(3)において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数字を解答用マークシートにマークせよ.ただし,     2桁の数を表すものとし,分数は既約分数の形に表すものとする.また,根号を含む解答では,根号の中に現れる自然数は最小になる形で答えなさい.なお,同一の問題文中に などが 2 度以上現れる場合, 2 度目以降は のように網掛けで表記する.

(1)  AB の長さが 3 AC の長さが 5 である三角形 ABC の外接円の中心を O とするとき,以下が成り立つ.

(a)  ∠BAC= π3 のとき, AB AO = AC AO = であり, AO = AB + AC である.

(b)  BC の長さが 7 のとき, AB AO = AC AO = であり, AO = AB+ AC である.

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理学部

2月5日実施

(1)〜(2)で配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1)から(3)において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数字を解答用マークシートにマークせよ.ただし,     2 桁の数を表すものとし,分数は既約分数の形に表すものとする.また,根号を含む解答では,根号の中に現れる自然数は最小になる形で答えなさい.なお,同一の問題文中に などが 2 度以上現れる場合, 2 度目以降は のように網掛けで表記する.

(2)  x y が共に整数であるような座標平面上の点 ( x,y ) を格子点とよぶ.また,実部と虚部が共に整数であるような複素数を複素整数とよび, i は虚数単位を表す.このとき以下が成り立つ.

(a) 座標平面上の楕円の方程式 x225 + y2100 =1 を満たす格子点 ( x,y) のうち x y が共に正であるものは ( , ) ( , ) < 2 点であり,この楕円上にある格子点は全部で 個ある.

(b) (a)の楕円の焦点は s = とおくと ( 0,-s ) ( 0,s ) である. |i z-s| +|i z+s| =20 を満たす複素整数 z は全部で 個あり,その絶対値 | z| がとり得る値の最大値は 最小値は である.

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理学部

2月5日実施

配点30点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1)から(3)において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数字を解答用マークシートにマークせよ.ただし,     2 桁の数を表すものとし,分数は既約分数の形に表すものとする.また,根号を含む解答では,根号の中に現れる自然数は最小になる形で答えなさい.なお,同一の問題文中に などが 2 度以上現れる場合, 2 度目以降は のように網掛けで表記する.

(3)  2 以上の自然数 n に対して, 0 1 n 個並べたもの,すなわち各 i =1 n に対して ai =0 または a i=1 であるような a i を順に n 個並べて得られる ( a1, ,an ) n 次元バイナリーベクトルとよぶ. 2 つの n 次元バイナリーベクトル ( a1, ,an ) ( b1, ,bn ) に対して,ある i に対して a ibi であり,それ以外の j については a j=bj となるとき, (a 1, ,an ) ( b1, ,bn ) は隣接するという. n 次元バイナリーベクトル全体の集合を B n で表すことにする.例えば, n=3 のときは

B3= {(0 ,0,0) ,(0, 0,1) , (0, 1,0) , (0, 1,1 ), (1, 0,0) , (1, 0,1) , (1, 1,0) ,(1, 1,1 )}

であり, (0, 0,0) ( 1,0,0 ) は隣接し, (0, 1,1) (1 ,0,0 ) は隣接しない. Bn の中から隣接する 2 つの n 次元バイナリーベクトルを取り出すとき,取り出し方の組み合わせの総数を Mn と記す.このとき,以下が成り立つ.

(a)  M2 = である.

(b)  M3 = である.

(c)  2 以上のすべての自然数 n に対して, Mn+ 1= M n+ n が成り立つ.

(d) すべての自然数 n に対して, Mn+ 1= (n+ ) n である.

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理学部

2月5日実施

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】 実数 a に対して, f( x,y) =x3+ y3- a とおき, g( x,y) =x2+ y2- 1 とおく.以下の問いに答えよ.

(1) 実数 x y g (x,y )=0 を満たすとき, x+y のとり得る値の範囲を求めよ.また, g( x,y) =0 を満たす正の実数 x y に対する x+ y のとり得る値の範囲も求めよ.

(2)  t=x+ y u=x y とするとき, x3+ y3 t u の多項式として表わせ.さらに x y g (x ,y) =0 を満たすとき, x3+ y3 t のみの多項式として表わせ.

(3)  f( x,y) =0 g (x,y )=0 を共に満たすような実数 x y が存在するような a の値の範囲を求めよ.

(4)  f( x,y) =0 g (x, y)= 0 を共に満たすような正の実数 x y が存在するような a の値の範囲を求めよ.

(5)  f( x,y) =0 g (x,y )=0 を共に満たすような正の実数 x y がただ 1 組だけ存在するような a の値を求めよ.また,そのときの x y の値も求めよ.

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理学部

2月5日実施

配点30点

易□ 並□ 難□

【3】  f( x)=- sin x2 +cosx g (x) = cosx 2+sin x に対して以下の問いに答えよ.

(1) 不定積分 f (x) dx g (x) dx を計算せよ.

(2) すべての実数 x に対して f (x) =g( x+s ) が成り立つような,正の実数 s 0<s< 2π の値を求めよ.

(3)  0x 2π のとき, f( x) g (x ) のそれぞれについて最大値と最小値,およびそれらを与える x の値を求めよ.

(4)  f( x)=g (x ) を満たす正の実数 x の中で最小の数を α 1 2 番目に小さい数を α 2 とする. α1+ α2 の値を求めよ.

(5) 座標平面において, 2 曲線 y= f(x ) 0x 2π y= g(x ) 0x 2π で囲まれた図形の面積を求めよ.

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