2023 東京理科大学 先進工学部B方式2月4日実施MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2023 東京理科大学 先進工学部B方式

2月4日実施

16点

易□ 並□ 難□

【1】  k k 4 を満たす実数とし, x についての 2 次方程式

x2- k-4 x- 18 k2 +5=0

を考える.ただし,以下において i は虚数単位を表している.

(1)  k=5 のとき,この 2 次方程式の解は,

x= ± イウ i

と書ける.

(2) この 2 次方程式の解が異なる 2 つの純虚数となるときの実数 k の値は,

k=

であり,そのときの解は,

x=± i

となる.

(3) この 2 次方程式が虚数解をもつような実数 k の値の範囲は,

k<

である.

(4) 実数 k が(3)で求めた範囲にあるときを考える.この 2 次方程式の異なる 2 つの虚数解を α β とおいたとき,

|α- β|= 1

が成り立つような実数 k の値は,

k=- + コサ

である.ここで, |α- β| α -β の絶対値を表している.

2023 東京理科大学 先進工学部B方式

2月4日実施

16点

易□ 並□ 難□

【2】  f( x)= x3-6 x2 +9x +2 とおく.

(1)  3 次方程式 f (x )=4 の解は,

x= x= ±

である.

(2)  3 次方程式 f (x) =k が異なる 2 個の実数解をもつような実数 k の値は,小さい順に,

k=

である.

  k= のとき,異なる実数解は小さい順に x = x= である.

  k= のとき,異なる実数解は小さい順に x= x= である.

(上の記述において は既出の を表している)

(3)  3 次方程式 f (x) =k が異なる 3 個の実数解をもつような実数 k の値の範囲は,

<k <

である.

2023 東京理科大学 先進工学部B方式

2月4日実施

16点

易□ 並□ 難□

【3】 原点を O とする座標平面において,連立不等式

{ ( x-2) 2+ (y-3 )2 1 x+y 4

の表す領域を D とする.点 P (x, y) が領域 D 内を動くとき,以下の問いに答えよ.

(1) 原点 O と点 P との間の距離を l とする.距離 l が最大となるときの点 P の座標は, ( , ) であり,その最大値は ウエ である.

 距離 l が最小となるときの点 P の座標は,

( - キク ケコ , - スセ ソタ )

であり,その最小値は - + ツテ である.

(2)  2x+ y の値が最大となるときの点 P の座標は ( , ) であり,その最大値は である. 2x+ y の最小値は - である.

(3)  x2+ y2- 6x-8 y の値の最大値は - ノハ + であり,最小値は - ヘホ である.

2023 東京理科大学 先進工学部B方式

2月4日実施

26点

易□ 並□ 難□

【4】 以下の問いに答えなさい.ただし,空欄(あ)(え)については,適切な数または式を解答用紙の所定の欄に記入しなさい.

 関数 f (x )

f( x)=log (x 2+e )

と定め,座標平面上の曲線 y= f(x ) を考える.ただし, log は自然対数である.ここで, e e= limt 0( 1+t) 1t によって定まる実数とする.

(1) 関数 f (x ) の導関数は f ( x)= (あ) である.

(2) 点 ( e,f (e )) における曲線 y= f(x ) の接線 l の方程式は,

(い)

となる.

(3) 定積分 0e e x2+e dx の値は,

(う)

である.

 なお,(う)の値を導く過程を解答用紙の所定の欄に書きなさい.

(4) 曲線 y= f(x ) と(2)で求めた接線 l y 軸で囲まれた図形を D とする.このとき, D の面積は (え) である.

2023 東京理科大学 先進工学部B方式

2月4日実施

26点

易□ 並□ 難□

【5】 以下の問いに答えなさい.ただし,空欄(あ)(か)に当てはまる数または座標を答えなさい.

 座標空間に四面体 ABCD があり, A (-1 ,2,-2 ) B (2, 2,1 ) C (-1 ,-4,-2 ) D (-1, -1,4 ) であるとする.

(1) 線分 AB 2 :1 に内分する点を E 線分 BC 5 :2 に外分する点を F 線分 AC EF の交点を P とする.このとき,点 E の座標は (あ) F の座標は (い) P の座標は (う) である.

(2)  k を実数として, 3 B C D の定める平面 BCD 上に点 Q (3 k,3k ,-2 k) があるとき,点 Q の座標は (え) である.

(3) (1),(2)で求めた 2 P Q を通る直線に,点 R (3, 3,3 ) から垂線 RH を下ろす.このとき, RH の長さは (お) であり,三角形 PQR の面積は (か) である.

 なお.(お)(か)を導く過程を,解答用紙の所定の欄に書きなさい.

inserted by FC2 system