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2023 東京理科大学 グローバル方式

2月18日実施

配点25点

易□ 並□ 難□

【1】  x y 0 以上の整数とする. x+3 y=10 を満たす x y の組 ( x,y ) の総数を a とし, x+3 y=10 x y3 を同時に満たす x y の組 ( x,y ) の総数を b とすると,

ba =

である. x+3 y10 を満たす x y の組 ( x,y ) の総数を c とし, x+3 y10 x y3 を同時に満たす x y の組 ( x,y ) の総数を d とすると,

dc =

である.自然数 k に対して, x+3 y3k +1 を満たす x y の組 ( x,y) の総数を f (k ) とすると,

f( k)= k2+ k+

である.自然数 k に対して, x+3 y3 k+1 x yk を同時に満たす x y の組 ( x,y ) の総数を g (k ) とする. k=10 のとき,

g (10 )f (10 ) =

である.

2023 東京理科大学 グローバル方式

2月18日実施

配点25点

易□ 並□ 難□

【2】 平面上に異なる 3 O A P を, | OA| =2 | OP |= |AP | =6 となるようにとる.直線 OP と平行で,点 A を通る直線上に, A と異なる点 C |CP | =6 となるようにとり, OA と平行で点 C を通る直線と,直線 OP が交わる点を B とすると,四角形 OACB は平行四辺形となる.このとき,

cos∠AOP =

cos∠OCB=

である.次に,点 P を中心とした半径 6 の円 Q と,点 C を中心とした半径 2 の円の 2 つの交点をそれぞれ D D とする.ただし,円 Q の円周上に点 O A D C D がこの順に並んでいるとし,線分 BD と線分 OC の交点を M とする.このとき,

| OB |=

BM = BO + BC

である.

2023 東京理科大学 グローバル方式

2月18日実施

配点25点

易□ 並□ 難□

【3】 座標平面上に 2 A (1, 1) B (3, 2) をとる. 2 A B からの距離の比が 5 :3 となる点 P 1 の軌跡は,中心の座標が

( , )

で,半径が

の円である.その円を F とする.点 Q が円 F の円周上を動くとき,線分 AQ 5: 3 に内分する点 P 2 (x, y) の軌跡の方程式は,

(x )2 + (y )2 =( )2

である.

2023 東京理科大学 グローバル方式

2月18日実施

配点25点

易□ 並□ 難□

【4】

a1= 1 an+1 =an +3 n=1 2 3

によって定まる数列を { an }

bn= k=1 na k n=1 2 3

によって定まる数列を { bn } とする.さらに,すべての自然数 n に対して,数列 { an } の第 b n 項と数列 { bn } の第 a n 項の和を c n とすると,数列 { cn } が得られる.例えば,

a2= 4 b2= 5 c2= a5+ b4=35

である.

(1)

a3 = b3 =

であり,

c3= a +b =

である.

(2)  bn 1000 を満たす最小の自然数 n は, n= である.

(3)

k=1 nbk = n ( n+ )

である.

(4) 数列 { cn } の一般項は,

cn = n - n+

である.

(5)  cn 13 で割り切れるための n についての必要十分条件は, n 13 で割ったときの余りが, または のときである.ただし, < である.

2023 東京理科大学 グローバル方式

2月18日実施

25点

易□ 並□ 難□

【5】 座標平面上の曲線 C の方程式を

y=| x3- 3x2 |

とする.曲線 C 上の点 ( 1,2 ) における接線を l とすると, l の方程式は

y= x

であり,曲線 C l で囲まれた部分の面積を S とすると

S=- +

である.

  b を実数とし,直線 m の方程式を

y=-x +b

とする.直線 m が曲線 C と異なる 4 つの共有点をもつとき, b の値の範囲は

<b < +

である.

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2月18日実施

25点

易□ 並□ 難□

【6】 複素数平面上で方程式 | z|=2 2 を満たす点 z 全体からなる図形を F とする. F 上に 4 A( α) B (β) C (γ ) D (2 2) があり, ▵ABC が正三角形となるとき,次の問に答えよ.ただし, α の偏角 θ α 0< θα< π3 を満たすとし, β の虚部は正であるとする.また i は虚数単位である.

(1)  β θ α を用いて表すと,

β=( - cos θα - sin θα ) +( cos θα - sinθα )i

である.

(2)  ∠BCD= ∠BOD であることに注意して,

sin2 ∠BCD= + cos θα + sin θα

である.

(3)  cosθ α= 23 のとき,点 B と直線 CD の距離を d とすると,

d2 = +

である.

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