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2023-14861-0201
2023 同志社大学 文系学部全学部日程2月5日実施
易□ 並□ 難□
【1】 次の に適する数または式を,解答用紙の同じ記号の付いた の中に記入せよ.
(1) A , α は A >0 , 0≦α <2⁢π をみたす定数とする.実数 x に関する恒等式として 3 ⁢cos⁡x -3⁢sin ⁡x=A ⁢sin⁡ (x- α) が成り立つとき A = ア , α= イ である.
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(2) n を自然数とし, Sn= ∑ k=1 nk とする.このとき n を用いてそれぞれ S n= ウ , ∑ j=1 n 1Sj = エ , ∑ p=1 2⁢n (- 1) p⁢S p= オ と表すことができる.
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(3) m を自然数とする.方程式 14 ⁢x+3 ⁢y=m をみたし, x , y がともに整数となる解を考える.
m=1 のとき, x=- 1 , y= カ は,方程式 14 ⁢x+3 ⁢y=1 の解の 1 つであるので, 14⁢x +3⁢y =1 の整数解 ( x,y ) は 14 ⁢(x +1) =−3⁢ (y- カ ) をみたす. 14 と 3 は互いに素なので,整数 k を用いて x +1=3 ⁢k と表せ, y= キ となる.
次に, m=148 のとき 14 ⁢x+3 ⁢y=148 の解のうち, x , y がともに正の整数であるものを考える. x+y は, x= ク , y= ケ のときに最大値 コ をとる.
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【2】 m を実数の定数とする. 3 次方程式 2 ⁢x3 +3⁢ x2- 12⁢x- 6⁢m= 0 は,相異なる 3 つの実数解 α , β , γ をもつとする.ただし, α<β <γ とする.
(1) 3 次関数 y = 16 ⁢( 2⁢x 3+3 ⁢x2 -12⁢x ) の極大値と極小値をそれぞれ求めよ.
(2) x⁣y 平面上において, 3 次関数 y = 16 ⁢( 2⁢x 3+3 ⁢x2 -12⁢x ) のグラフの概形を描け.
(3) m のとりうる値の範囲を求めよ.
(4) γ のとりうる値の範囲を求めよ.
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【3】 a>0 とする.平面上において, ▵ABC は AB =1 , AC=2 , BC=a であり,点 O は ▵ABC の外接円の中心であるとする.また, 2 つの実数 s , t は, AO→ =s⁢ AB→+ t⁢AC → をみたすとする.
(1) ▵ABC が存在するための a のとりうる値の範囲を求めよ.
(2) 内積 AB→⋅ AC→ を a を用いて表せ.
(3) 関係式 AB→⋅ AO→ =1 2⁢ |AB →| 2= 12 が成り立つことを示し,これを利用して s , t をそれぞれ a を用いて表せ.ただし, s , t を求めるとき, AC →⋅ AO→= 12 ⁢ | AC→ | 2=2 が成り立つことを証明なしに用いてもよい.
(4) 外接円の中心 O が, ▵ABC の内部にあるための a のとりうる値の範囲を求めよ.ただし,点 O が ▵ABC の辺や頂点にある場合を除くとする.