2023 同志社大 理系学部2月7日実施MathJax

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2023 同志社大学 文化情報,スポーツ健康科学部理系,生命医科学部

2月7日実施

易□ 並□ 難□

【1】 次の   に適する数または式を,解答用紙の同じ記号のついた   の中に記入せよ.

(1)  n 2 以上の整数とする. 1 から 3 までの異なる番号を 1 つずつ書いた 3 枚のカードが 1 つの袋に入っている.この袋からカードを 1 枚取り出し,カードに書かれている番号を記録して袋に戻すという試行を考える.この試行を n 回繰り返したときに記録した番号を順に X 1 X2 Xn とし, 1k n-1 を満たす整数 k のうち X k<X k+1 が成り立つような k の値の個数を Y n とする. n=3 のとき, X1 =X2 <X3 となる確率は X1 X2 X3 となる確率は であり, Y3= 0 である確率は Y3= 1 である確率は である. Yn= 0 である確率を n の式で表すと, となる.

2023 同志社大学 文化情報,スポーツ健康科学部理系,生命医科学部

2月7日実施

易□ 並□ 難□

【1】 次の   に適する数または式を,解答用紙の同じ記号のついた   の中に記入せよ.

(2)  i を虚数単位とし, w=cos ( π12 )+i sin ( π12 ) とする. 2 つの条件 0 k23 wk= -1 を同時に満たす整数 k である.条件 0 k1 <k2 23 を満たす整数 k 1 k2 のうち, wk1 wk2 の実部がともに 12 となるものは k 1= k2 = である. 2 つの条件 0 m23 wm+ ( w )m <1 を同時に満たす整数 m 個あり, 2 つの条件 0 n23 |w n-2 | 3 を同時に満たす整数 n 個ある.ただし, w と共役な複素数を w で表す.

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2月7日実施

易□ 並□ 難□

【2】 座標平面上に 3 O (0, 0) A (3, 6) B (-5 ,0) がある.点 P1 P2 P3 P1 =A O Pn +1 = O Pn - O Pn AB 120 AB n=1 2 3 で定めるとき,次の問いに答えよ.

(1)  | AB | 2 OA AB の値をそれぞれ求めよ.

(2) 自然数 n に対して, un= O Pn AB とおく. un+ 1 u n を用いて表せ.また, un n の式で表せ.

(3) 自然数 n に対して,実数 t n OP n =OA +tn AB を満たすとする. tn n の式で表せ.

(4)  2 以上の自然数 n に対して, ▵OB Pn の面積を S n とする.極限 limn S n を求めよ.

2023 同志社大学 文化情報,スポーツ健康科学部理系,生命医科学部

2月7日実施

易□ 並□ 難□

【3】 実数 θ cos (2 πθ )= 3-1 4 を満たすとする.数列 { an } a n=2 (3 +1) ncos (2 π nθ ) n=1 2 3 で定める.次の問いに答えよ.ただし,必要ならば,整数 p q r s が等式 p +q3 =r+s 3 を満たすとき, p=r q=s が成り立つことを証明なしに用いてよい.

(1)  a1 a2 の値を求めよ.

(2)  m を整数とし, t を実数とする. cost cos (m t) cos ( (m+ 1) t) cos( (m- 1) t) を用いて表せ.

(3) すべての自然数 n に対して, an+ 2=c an +1+ dan を満たす定数 c d を求めよ.

(4) すべての自然数 n に対して, an= pn+ qn 3 となる整数 p n qn が存在する.このことは証明なしに用いてよい.このとき, pn+ 2 qn+2 p n qn pn+ 1 qn+ 1 の式で表せ.また, pn が奇数であることを数学的帰納法を用いて示せ.

(5)  cos( 2πN θ) =1 を満たす自然数 N は存在しないことを示せ.ただし,必要ならば,すべての自然数 n に対して, ( 3+1 )n =rn +sn 3 を満たす整数 r n sn が存在することを証明なしに用いてよい.

2023 同志社大学 文化情報,スポーツ健康科学部理系,生命医科学部

2月7日実施

易□ 並□ 難□

【4】  f( x)= ex+ 3e -x とし,曲線 C y=f (x ) を考える.曲線 C 上の点 ( t,f (t) ) における接線を l t とする.次の問いに答えよ.ただし,必要ならば, 1<log 3<2 であることを証明なしに用いてよい.

(1) 不等式 | f (t )| 2 を満たす実数 t のとりうる値の範囲 I を求めよ.

(2)  lt y 切片を v とする.実数 t が(1)で求めた範囲 I 全体を動くとき, v の最大値と最小値を求めよ.

(3)  |f ( t)| 2 かつ, lt が点 ( 1,w ) を通るような実数 t が存在するとする.このとき,実数 w のとりうる値の範囲を求めよ.

(4) 次の条件(ⅰ),(ⅱ)を満たす点 ( p,q ) 全体からなる領域を D とする. D の面積を求めよ.

(ⅰ)  0p 1

(ⅱ)  |f ( t)|≦ 2 かつ, lt が点 ( p,q ) を通るような実数 t が存在する.

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